塔の上のとりかご

エホバの証人の2世として育ち、離れました

離脱前

離れるまでの経緯・7

結婚したい旨、母にメールで伝えると、母は大変動揺しました。 とにかく、相手に会って話したいと、急遽東京に来ることになりました。 新宿で待ち合わせ、3人で食事をしました。 食事は、和やかにできました。その後、 「いい人だけど、世の人だから賛成する…

離れるまでの経緯・6

集会に行かなくなった後、わたしは本格的にフルタイムの仕事に転職しました。 が、これが結構なブラック企業で、逃げ出したい、でも事務の仕事は求人倍率すごくて苦労したから、何か資格を取って別の仕事の道も探したい、と思っていました。 このブラック企…

離れるまでの経緯・5

集会に行かなくなったことでだいぶ気持ちが軽くなったわたしでしたが、母はわたしを繋ぎ止めるために何かと心を砕いていました。 他の経験談でよく見る、子供の気持ちを考えようとせず「真理」を押し付けてくる親では、けしてありませんでした。 母は、気持…

離れるまでの経緯・3

実家に戻って補助開拓奉仕をしながら、少しゆっくり…… と思っていましたが、起き上がれる時間が少なくなってきました。 昼から夕方までの仕事に行くので精一杯。 行けば仕事はこなせますが、集会では起きていられません。 ものを食べるのにも体力がいるのだ……

離れるまでの経緯・2

高校卒業後、進学や就職をして欲しいと願う未信者の父を説得してパートの仕事をはじめ、開拓奉仕を目指して補助開拓奉仕をしていた頃、職場のアルバイト大学生Mさんに、わたしの落書きを見られました。 「上手い!師匠になってください!」 もちろん、悪い気…

離れるまでの経緯・1

違和感を感じたのは、いつからだったか。 『奉仕(伝道活動)は喜び』 『神の愛に心が動き、語らずにはいられない』 霊性が高ければ、当然起こるはずの反応とされることが、どんなに頑張ってもわたしには起こらなかった。 奉仕は大嫌い。 恥ずかしいから黙っ…